SHOP

済州島について知らなさすぎた、、コリアタウンについて深堀り!

みなさんこんにちは!

いよいよ今週土日にコリアタウンでのベトナムフェアを控えている激うまバインミーです!

土曜日:16時~21時
日曜日:11時~21時
場所:いくのパーク(大阪府大阪市生野区桃谷5丁目5−37)
ベトナムフェア開催で、当店はバインミーを販売します!

どのぐらい売れるんだろうと、ソワソワ、ワクワクしているところでございます。。笑

というわけで今回はコリアタウンを深堀りしてみたのでお話しさせていただければと思います!

そういえば僕はずっとコリア “ン” タウンと思っていましたが、本当はコリアタウンだったんですね。。
失礼しました!

コリアタウンは、大阪市生野区にある、JR桃谷駅から歩いて15分程度のところにあります。
鶴橋駅からだと20分程度とのことです。

Wikipediaからの情報ではありますが、西暦660年頃の飛鳥時代と呼ばれる時期から、朝鮮半島から流れ着いた人々がこの今の生野区に住み始めたという記載がありました。
1910年の日韓併合(韓国が日本の統治下に)の後、主に済州島(韓国の最南端にある島・チェジュトウ)からの人が日本へ労働力として渡航することが活発化するようになったそうです。
その行先の多くが大阪府生野区を中心とした関西都市圏だそうです。
その頃には多数の済州島からの人が住むことになり、自然と朝鮮市場が形成され今のコリアタウンに至るようです。

今回色々調べて知らなかったのは、現在のコリアタウンに住んでいる人たちは、この済州島出身や、済州島にルーツのある人がとても多くいるというところです。

この済州島は現在韓国の一部にはなっておりますが、元々別の国として独立しており、言語や風習も韓国と違うものを持っていたそうです。
人口も数十万人規模とのことです。

済州島からの人が多い理由は、戦後韓国の南北分断が進む中で、南側(韓国政府)の統治に反対する人々が、済州島で反政府運動を起こすことになりました。
そのため、済州島にいた人々は韓国政府からの弾圧(済州島四・三事件)によって、多くの島民が犠牲となり、日本へ逃げ出す人が増加することになりました。

済州島で弾圧された人も、日本に来て働いていた済州島出身の人も、故郷である済州島には居続けられないこととなり、日本での定住を求める人が増えました。

コリアタウンに住んでいる人は、韓国人ではありますが、厳密には済州島出身の韓国人という、文化や風習に違いがある人たちという表現が近いかもしれません。

今回イベントに参加させていただいたくのは、このコリアタウンで生活に密着した市場というのが発展していって現在に至るという街になります。
そして、イベント会場はコリアタウンの中心部に位置する、御幸森小学校が廃校になった跡地をそのまま活かしてできた、「いくのパーク」という、飲食店やイベントを行っている施設になります。

いくのパークは、「誰もが暮らしやすい全国No.1のグローバルタウン」を目指したまちづくりにチャレンジしている団体が運営しております。
なんと生野区は5人に1人が外国籍で、外国籍住民比率が日本一の地域だそうです。

この生野区は2016年に少子高齢化により、小学校統合を進める動きをスタートすることとなりました。
そのため今回のイベント会場の御幸森小学校は廃校することになりましたが、地域の避難所としての役割を担っていた建物でしたので、取り壊すわけにはいかないとの話になりました。
ですが、ただ防災拠点として残し続けるには管理コストがかかり、維持していくのが大変であるとの課題から、公民で連携し作り上げた施設が今回のいくのパークになるそうです。

なので今回イベントは、行き場のない済州島からの人達と日本人が協力し合い発展した街の、地域の防災と多文化共生を目指し生まれた施設で行う、素晴らしいイベントでございます。

僕はずっと隣町ではありますが近くに住んでおりましたが、今回調べなければ全然知らなかったお話でございました。
案外色々あるもんですね。

というわけで今回はコリアタウンについて深堀させていただきました!
もし良いなと思ったらぜひイベントにご参加いただければと思います!

ではまた明日!

画像