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僕が飲食店営業で大事にしていること

みなさんこんにちは!
バインミー界の革命児激うまバインミーです!笑

というわけで今回は、僕が飲食店営業で大事にしていることというお話をさせていただければと思います!

何よりも一番大事なのは目の前のお客様を幸せにするというということです!
これがなければ何も始まらないですからね!

ではどうやって幸せにしようかというお話になります。

飲食店って、ご飯を食べるところですよね。
でもご飯を食べるだけならスーパーで安い食材を買って自分で作った方が安くできますし、ある程度美味しいものも簡単にできちゃいます。
でも飲食店は原価率の目標を30%にするという言葉も有名ですが、食材費に70%分上乗せしてお客様に提供しております。

つまり、その70%分は少なくともお客様に何かしらを提供しなければ最低限のラインにも満たないということになります。
食べ物を提供するだけでは成り立たないのが飲食店だろうなと思っているところです。

この最低限の70%は何かといいますと、家賃、人件費、水道光熱費などなどがかかっているということになるのですが、言い換えると例えばですが、落ち着いた空間でおしゃれな店員さんが安心安全に料理を作ってくれる。ということかと思っています。
もちろんそのお店のコンセプト次第で、落ち着いた空間がみんなでワイワイできる空間とか、おしゃれな空間とかになりますね。
なので商品代には、食材費だけでなく、空間の使用料、店員さんに動いてもらう料、きれいな水や安全な加熱調理をしてもらう料などが含まれていることになります。

めちゃくちゃおいしい料理が出てきても、汚い店内だったり、清潔感のない店員さんだったりすると、その時点でマイナスになるので、そもそも食材費以上にお金を出す気にもなりませんし、むしろお金を出してまで行きたいと思わないですよね。
上乗せする分はしっかりとある程度の価値を提供する必要があるというお話ですね。

ただ今までのお話は、商品代に対する最低限の提供する価値になります。

600円のバインミーを食べて、600円分価値があったというだけのことです。
飲食店は無数にありますし、食べ物を食べられるところはコンビニにもあるので、600円分の価値しか感じていただけないとすると、だったらコンビニでいいやと思われることになるのです。
ちなみにコンビニのお弁当の原価率は飲食店と比べると相当高いです。
高いということは商品代に対して食材費の割合が高いので、食べ物を食べたいだけの人にとっては価値が得られやすいと言えますし、そんなコンビニは近場にどこにでもあるというのも大きな価値なので、それなりに美味しいものさえ提供出来ていたらお客さんはこっちを選びますよね。。

なので頂くお金以上に価値を感じてもらわなければ飲食店としてやっていけないんじゃないかなと思っています。

ではどうやって頂く以上に価値を提供できるのかと言いますと、商品代に載らない価値を考えていく必要があるのかなというところです。
例えば、笑顔で接客するとか、お店で落ち着くような雰囲気づくりをするとか、調理レベルを上げるとか細かく言うとたくさんありますが、こんな感じの事です。
人件費はどちらにせよかかるので、どうせなら笑顔の方がいいですよね。笑
お店でかかっている音楽も、店主の好みよりもお客さん全体の好みやお店の雰囲気に合わせた方がいいですし、家ではできないような調理レベルであればそれだけで価値を感じていただけますしね。
このようなアイデアとか、ちょっとした気遣いでできる価値を積み上げていきようやく商品代以上の価値を感じていただけるのだろうなと思っています。

もしそれを感じていただけると、たった600円しか支払っていないのに、こんなに幸せになれた!となり、また行きたい!につながると思っています。
これは安いお店でも高いお店でも原理は同じだろうなと思っているところです。

というわけで今回は、僕が飲食店営業で大事にしていることというお話をさせていただきました!
また明日もどうぞよろしくお願いいたします!

では!

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