みなさんこんにちは！
子どもの時から算数や数学が苦手な激うまバインミーです！笑
というわけで今回は、飲食店の商品の値段のつけ方というお話をさせていただければと思います！
みなさんは飲食店でどのようにして値段が付けられているかご存じでしょうか。
色んな方法があるのでそのあたりをお話ししていきたいなと思います。
まずは、飲食店の基本的な考えとして、原価率が３０％前後にするというのがあります。
つまり、材料費の３倍の値段で販売するということになります。
材料費が１００円であれば３００円で販売するというやつですね。
多くの飲食店もこの考えに基づいて値段設定を考えていますので、周りの相場と合わせるためにもこの基準は把握しておきたいところです。
ちなみにこの考えが基準になっているので、材料費から３倍の値段をお客様に出していただけるような商品づくりであったり雰囲気作りが必要になるということも言えますね。
料理を提供した時に、これなら家で作れるわと思わせてしまったら完全にアウトですね。笑
続いて、周りの飲食店の相場で決めるという方法もあります。
実際には原価率３０％と組み合わせて考えていくことが大事なのかなといったところではありますが。
周りのお店のコーヒーが３００円なのであれば、うちも同じように３００円前後で販売するのが売りやすいというお話で、既に色んなお店がその地域に見合った商品の種類や金額を考えて販売しているはずなので、それに合わせることで近くのお客さんを取り込める可能性が上がることにつながると思います。
作戦として、周りが３００円なのであれば２００円で販売できる方法を探すとか、反対に高級路線でやってみるという戦略も考えられます。
すでにたくさんの飲食店がある場合はある程度の相場観が出ているので、そこで一番目立とうとするには何か他と違った作戦を作らなければいけません。
もちろん他の差別化も大きなポイントではありますが、差別化を作る一つの指標に金額も入ってくるかなといったところです。
そして、想定される来客数に合わせて金額を設定するという考えもあります。
飲食店をやる際には、家賃だったり人件費だったり、色んなお金が発生します。
そのお金はお店に来ていただくお客様から商品代として一部ご負担いただくといった形になるので、来てくれるお客様でその支払金額や他に必要なお金を分割して支払っていただくといった考え方もできます。
例えば、飲食店で月の支払いが１００万円だったとして、月の来店数が１００人なのであれば、一人当たりだと材料費＋１万円をお支払いいただく必要があるというお話になります。
もちろんその値段によって来店数が変わってくることもあるので一概には言えませんが、このような考え方もできるといったところですね。
ですが、この考え方で運営できるのであれば、周りと比べて家賃が安いお店であったり、水道光熱費が抑えられるお店などは、商品代に上乗せする金額が少なくても運営していくことができるので、周りと比べて安い商品代でやっていける可能性が出てくるといったところです。
さらに、いくら必要なのかを先に把握できて、来てくれるお客さんでその分を賄えることが予想されるのであれば、例えばドリンクやデザートは原価で販売するといったことも可能になります。
であれば圧倒的に他のお店と比べて安く商品を提供できますし、お客様の目に留まりやすいインパクトを作ることも可能になります。
時々原価でお酒が飲めるみたいなコンセプトのお店がありますが、おそらくこの考え方ですね。
基本的には上記の考え方のバランスを取ったりして値段を決めていくことになるのではないかなといったところですが、値段を決めるのだけでもたくさんの方法があるといったお話でございました！
というわけで今回も読んでいただきありがとうございました！
また明日もどうぞよろしくお願いいたします！
では！
