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飲食店で独立への逆算論③

みなさんこんにちは!
美味しいバインミーが日本を救う。
やあ激うまバインミーだよ!

というわけで今回は、飲食店で独立への逆算論③というテーマでお話させていただければと思います!

以前に逆算論①②を書いて来まして、割と細かなお話をしてきたところなのですが、今回は少し広めのお話をできればいいなと思います。

というのも、以前は自分のほしい手取り金額を先に考えて、それを達成するにはどのぐらいの売り上げをあげればいいのか、という逆算でお話をしてきました。
ですがこれは分かりやすくするため、飲食店としての最小規模を想定してお話していたからです。

具体的には、月の売り上げが100万円あれば、うまくいけば人件費に30万円程、利益に10万円程取れる見込みなので、普通に働くのと同じぐらいの手取りを取ることができるとお話だったと思います。

ですがこれには大きな落とし穴があるのです。

それは単純に自分が病気やケガなどで働けなくなった場合、お店の営業ができなくなって、いきなり給料がなくなってしまう可能性が高いというリスクがあるというところです。
給料がなくなるどころか、家賃や食材の廃棄、その他固定費はかかってきたりするので、その分のマイナスを補填しなければいけません。
これは見落としがちな大きなリスクになるのかなと思います。

ではどうしていくべきかというと、自分じゃなくても回る仕組みのあるお店を作るというのが大事なポイントになってきます。

基本的に自分一人でやっていくようなお店だと、自分しかできないことがたくさんあったり、仕事を誰かに教えるにも常に従業員を雇えるような環境にないという状況になっていたりします。
お金に余裕がないとアルバイトも雇えないですからね。。

なので、最初に目指すべき状態は、
○従業員2~3人雇える規模で、
○誰でも簡単に働けるような仕組みがある、
○長年愛されるお店
というのが最低限必要なのかなと思っております。

ひとつづつ解説していきます。

従業員2~3人雇える規模というのは、お店に常に2~3人働いている状態にできるというお話になります。
わかりやすく言うとキッチンに1人、客席に1人で、忙しい時間に1~2人がキッチンや客席の手伝いをするような感じですね。
全てアルバイトで回すならシフト制で5~10人ぐらい雇う必要があるかなというところです。

このぐらいの人数で働くことができると、新人を教育しながらお店の営業も可能ですし、1人が最悪働けなくなっても何とか営業はできるというのが大きなメリットになると思います。

そこに大事になってくるのが、誰でも簡単に働くことができる仕組みになります。
もし料理を作ることができるのが自分一人だったとすると、従業員が何人いたとしても自分が休めばお店の営業ができないという状況のままになります。
料理を作る修行に10年かかるというお店なら、10年は休めないみたいな話になりますね。笑

これは全て簡単にしないといけないということではなく、一つは多くの作業を初日の人でもできるようにするというのと、もう一方はお店としてこだわりたいところは、1人前になるまでの流れまでも仕組化するという2つあると思っています。
前に働いていた中華料理屋さんは、中華鍋を操る技術と餃子を包む技術を、1カ月練習したらマスターできるという教育マニュアルを作っていました。
これは美味しい料理を提供し続けたいというこだわりで生まれた仕組化ですね。
そこまでできると、ある種自動的にお店が営業されるような状態にまでできると思います。

最後の長年愛されるお店というのは、いざお店を始めたとしても、流行に乗っただけのタピオカ屋さんのようなお店だと長続きしないことはわかると思います。
いかにその地域に長年愛されるお店にするのかというのが大事で、5年後も10年後も必要とされる料理であったり、接客であったりというのが大事になってくると思います。

以上が僕の思う最初に目指すべきお店のコンセプトのようなものになります。
ここまで考えると、ある程度どんな場所で、どんなお店にするかというのが見えてくると思います。
あとはここをいかに上手に逆算できるのかというのが飲食店で独立するうえで大事になってくるのかなというお話でした!

というわけで今回も読んでいただきありがとうございました!
また明日もどうぞよろしくお願いいたします!

では!

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