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バインミー開業の理由は“味”より“食感”だった

みなさんこんにちは!
寒い朝が嫌いな激うまバインミーです!
いやだ

というわけで今回は、バインミー開業の理由は“味”より“食感”だったというお話をさせて頂ければと思います!

僕は昔から食べ物の食感を楽しむのが好きでした。
特におこげ的なカリカリ感が好きだったのですが、理想の食感にはなかなか出会わずに生きてきました。

それもそうで、日本だと基本的に柔らかいものが良いとされていて、固いものは良くないものとされていますからね。
もちろんお肉とか柔らかい方が美味しいのはわかります。

それでもサクサク感を求めて、色んなものを食べる時に食感を気にしていながら生きてきた気がします。

理想と一番近かったのは、ちょっと焦げたお米だったのですが、なかなか理想の状態を作るのは難しくて、たまに好きな状態のが一部できているかなというぐらいでした。

そんな中ついに出会ってしまったのです。

そうです、バインミーです。

ベトナムに初めて行った時に、妻の実家の近くにあるバインミー屋さんで買ったバインミーのパンの食感がまさに理想の食感だったのです。

よく美味しい味に衝撃を受けて、これを日本で流行らすんだと思い立つ人の話はよく聞きましたが、この食感だ!と思い立ってお店をやろうとした人はいないのではないでしょうか。笑

でもそのぐらいその食感に衝撃を感じたのは覚えています。

ですが同じそのバインミーは何度か食べたのですが、初回だけ理想の食感で、後はちょっと違っていたりしていました。
きっと買ってからの時間や、そのパンの仕込みの状況によって変わっていたのだろうと推察されます。
とはいえ理想ではなくても食感が良い感じではありました。

そのため、日本に帰ってからも同じバインミーが食べられるのかなと思い色んなお店に食べに行くとこにしてみました。

その頃からふわっとお店をしてみようかなと思っていた頃でしたので、わりとしっかり目に色んなお店の調査をしておりました。笑

知り合いの繋がりでそれなりに美味しいバインミー用のパンを仕入れられることになった時に、キッチンカーをやってみようと進めておりましたので、最初の頃は今とは別のところのパンを使っておりました。

ですがそのパンは美味しいのは美味しいのですが、僕の理想の食感ではなかったので、そこだけが少し気になるところではありつつも、キッチンカーの営業はしておりました。
とはいえそのパンでも結構な人気を頂いていたりもしましたし、具材やソースなどは今と変わらない味付けですので、ちゃんと自信をもってご提供もしておりました。

そんな中、日本バインミー連盟を立ち上げることになり、色んなバインミー屋さんと仲良くなり、そこからおすすめのパンの仕入れ先のご紹介を頂けることになりました。

そのパンを作っているところにお話に行くと、僕が日本で食べた10~20店舗ぐらいのバインミー屋さんの中で、パンの感じが一番好きだったお店にもパンを卸しているとのお話をされました。

その時点で次の出店からパンを切り替えることを決めておりました。笑

さらにそのパン屋さんに、うちオリジナルのサイズでパンを作ってくれないかとご相談したところ、こころよく受けてくださりました。

何を変えたかったのかと言いますと、パンのサイズを少し小さくして、一口で良い感じにパンを噛み切れるサイズにしたかったというのが狙いになります。

バインミーのパンはどこのお店も結構大き目で、日本で食べるサンドイッチにしては大きすぎるんじゃないかなとずっと思っておりました。
ベトナムでも大き目のサイズが標準的で、男性の1食分よりちょっと大きめが普通だったりします。

ですが、女性の場合は1個食べきるのは難しいサイズで、ハーフにすると中途半端なサイズであったため、そこのちょうどいいサイズのパンを求めていたというのが僕の中ではありました。

パン屋さんは10段階の大きさのパンを用意してくださり、そこから僕の理想のサイズを指定して、今でもそのサイズで作って頂いております。

それほど1食の量にもこだわりましたが、一口で口に含める分の食感についてもこだわって作らせていただいているというお話でございました。笑
きっと同じサイズのパンで提供しているバインミー屋さんはないのではないかなと思っております。

というわけで今回も読んでいただきありがとうございました!
また明日もどうぞよろしくお願いいたします!

では!

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