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プロの料理と家庭料理の差はたった2つ。

みなさんこんにちは!
美味しいものは世界を救う。
やあ激うまバインミーです。笑

というわけで今回は、プロの料理と家庭料理の差はたった2つ。というお話をさせていただければと思います!

世間では料理上手、料理下手などよく言われたりしておりますが、実はほとんどの場合、どんな人でもプロと同じクオリティで作れるんじゃないかと思っております。
そのあたりを詳しくお話できればなとおもいます!

僕は大手中華料理店で5年、自分で飲食業を始めてもうすぐ2年になるところです。
なのである程度料理については勉強してきたつもりですし、大手の会社でもたくさん学ばせていただきました。
そこでどうやってプロの味を作っているのだろうと色々見てきました。

まず言いたいのは料理は科学であるというところです。

つまり、プロと同じ材料、同じ調味料、同じ調理方法で作れば、料理をしたことがない人でも全く同じ料理が作れるということです。
これはどんな料理でも同じだと思っています。

なので料理はいかにレシピをそのまま再現するのかというのが一番大事になってきます。
今の時代大体の料理はある程度のレシピは存在してますしね。
ただアレンジしたりするのはまた別の知識や技術はもちろん必要になります。笑

よく料理を失敗する人は、このレシピ通りに作れていないというのがほとんどだと思っています。
具材の切り方、下味の付け方や、加熱の仕方など、想定されているレシピ通りの動きができていないということですね。
みなさん結構自分のさじ加減であったり、何となくの調理で仕上げていることが多いんじゃないでしょうか。笑

なんならプロの方がレシピに忠実だったりします。
感覚的なものは排除しているところの方が多いと思います。

野菜や肉の切り方、仕込みの仕方、その時の調味料の量など、全て細かく設定していて、毎回同じクオリティで何度も作れる方法を事細かに決めております。
もちろん職人の腕というのもありますが、それは考え抜かれたレシピの土台の上にあるものなので、そこの部分で大きな味の左右されることは少ないです。

なので、料理が下手だと思っている方は、いかに忠実にレシピを再現するかということだけを考えて料理を作ってみていただければと思います。笑

とはいえプロの味を家庭で再現することがとても難しいです。
ただこれは僕の中で理由は2つだけだと思っております。

それは設備手間のみだと思います。

食材や調味料はお金を出せば大体のものは買えます。
職人の腕も多くの場合不要だと思っていますし、何回か練習すればプロの8割ぐらいのクオリティにはすぐに追いつける気がします。笑

でも設備と手間は飲食店にしかかけられないところだろうなと思っております。
むしろ飲食店の料理の価値は設備と手間だけだとも言えると思っています。
あ、サービスとか接客はまた別のお話ですよ。笑

設備については僕のいた中華料理店だと、とんでもなく強い火力のガスコンロがあり、その火力でしか出せない炒飯のパラパラ感であったり、野菜炒めなどの炒め具合があります。
これは家庭でどんなに頑張ってもなかなかできませんよね。
バインミー屋さんだと、バインミー用のパンをたくさん作るだけでも相当な設備が必要になり、これも家庭では簡単にできることではありません。

一方の手間については、わかりやすいのはラーメンのスープで、数時間から十数時間以上炊き込んでいることが多いです。
これも家ではなかなかできませんし、そもそも1食作るのにそんな時間をかけてられないですよね。笑
うちもチャーシュー、なます、レバーペーストなど全て手作りで作っており、相当な手間をかけております。
バインミー1個を一から作ると10時間ぐらいかかると思います。笑

このあたりが飲食店で料理を食べる理由になるんじゃないでしょうか。

つまり、飲食店側としてもお店じゃないと作れないものを提供することを心がけていくのも大事だなと思います。
なので激うまバインミーも、うちにしか出せない料理を極めていきたいと思います!

というわけで今回も読んでいただきありがとうございました!
また明日もどうぞよろしくお願いいたします!

では!

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