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実は身近に潜んでいる食中毒。夏場は特に注意が必要。

みなさんこんにちは!
暑い夏を全身で感じている激うまバインミーです!
だからなんだ。

というわけで今回は、実は身近に潜んでいる食中毒。夏場は特に注意が必要。というお話をさせていただければと思います!

みなさんは食中毒についてどこまでご存知でしょうか。
自分の感覚で食品を取り扱っていると、思わず食中毒の原因となる細菌やウイルスが発生してしまっているものを食べてしまう危険性があるので、そのあたりを今回は深掘りしていこうと思います。

意外と水は見落としがちな危険なポイントがあります。
まずペットボトル飲料や、コップなどで飲んだ、口をつけたものは基本的に当日中に飲み切らないと危険であるというお話です。
そもそも夏は気温が30度前後で、一番菌が増えやすい温度帯になっております。
その温度帯に口をつけた容器を置いておくと、口や空気中から付着した細菌やウイルスがどんどん繁殖していきます。
一般に菌の増える数は20分経過するごとに倍になると言われています。

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ざっくりですがこのようなスピードで増えていくようです。

さらにそこから、菌の数と食中毒の発生危険度はこのような感じになります。

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6時間後には食中毒がいつ起きてもおかしくない状態になってしまっているようです。

ですので、例えば外出中に買ったペットボトルの飲料を、6時間以上持ち歩いた時点で、そのペットボトルは食中毒爆弾になってしまうというようなことになりますね。笑
これはわりと多くの方が気にせずに飲んでしまっていたりするのではないでしょうか。
たまたま食中毒が発生していないか、原因不明の腹痛などが起きていたかもしれません。

肉・魚

肉や魚は、もともと食材に付着している菌がとても多いので、生で食べただけでも食中毒を引き起こすような食材でございます。
ですので水に比べても早期に食中毒となる危険性が高くなります。

具体的に言いますと、夏場で常温の状態だと、2時間でも放置すると食中毒となる危険性がとても高くなるようです。
ですので、スーパーでの買い出しの際は、できるだけ冷たい状態のまま持ち帰り、家に帰るとすぐに冷蔵庫などに保管する必要があります。
ちなみにそこから冷凍したとしても、菌は増えづらくなりますが、減りはしないのでここも注意が必要になります。

ですが、肉や魚は加熱調理が可能ですので、中心温度が75度以上で1分以上の加熱を意識し調理ができると、菌が発生していたとしてもある程度死滅させることができます。
ただ低温調理や刺身なんかは、菌がそのまま残ってしまいますので、これらの持ち運びの際はより一層注意が必要になります。

また、調理時のまな板や包丁に生肉の菌が付着したりすると、手洗いでは落ち切らなかった菌が残ってしまったりするので、それが手等に付着し、別の食材へ移ってしまうと、それだけでも食中毒の危険性がましますので、これらの取り扱いにもご注意いただければと思います。

その他食品(パウチ、缶など)

密封パックされた食品や、缶詰になっている食品などは、賞味期限が数が月から数年に設定されていることが多いと思います。
ですがこれらの取り扱いに注意しないと食中毒を引き起こす可能性が高くなってしまいます。

というのも、これらの食品に書かれている賞味期限の注意点に、開封後はお早めにお召し上がりくださいという記載があるのです。
つまり、袋や缶詰をあけてしまうと、元々書かれていた賞味期限は関係なく、すぐに食べなければいけないということですね。

これらは冷蔵でも2~3日以内、常温は当日中といったところでしょうか。

なぜかというと、開封前はパックや缶詰の中は無菌状態になっており、常温で保管していても菌が増える心配が全くありません。
ですが、一度開封してしまうと、空気中の菌が中に入ってしまい、そこから菌の繁殖が始まってしまうのです。
なので、いくらきれいな容器に入れ替えたとしても、空気に触れている時点でもう止めることはできないということです。

というわけで夏場は特に注意したい食中毒についてお話させていただきました。
案外身近なところに潜んでいましたね。。
飲食店はたくさんの人に食べてもらうことになるので、より一層気を付けていきたいと思います。

本日も読んでいただきありがとうございました!
また明日もどうぞよろしくお願いいたします!

では!

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