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日本にベトナム人は定着するのか

みなさんこんにちは!
朝起きるの本当につらいですよね。
僕も同じです。
みんな仲間。
激うまバインミーです。

今回は、日本にベトナム人は定着するのかというテーマでお話しさせていただければと思います!

近年どんどん日本に住むベトナム人が増えてきております。
それはそれは莫大に増えてきているようです。

みなさんの周りでも、居酒屋や、コンビニの店員さんがほとんどベトナム人なんじゃないかと思うぐらいに多いんじゃないかなと思います。
僕も東京の飲食店で働いていた時は、アルバイトの9割以上がベトナム人でした。笑

そして僕もそうですし、僕の周りでも日本人とベトナム人の夫婦をよく見かけるようになってきました。
このままいけば日本人よりベトナム人ばかりになってしまうんじゃないかなと思う感じもしますね。笑

そんな今のベトナム人事情についてお話しようと思うのですが、いま日本に来ているベトナム人は在留韓国人の数を抜いて在留外国人としては2番目に多い人数となりました。
1位は中国のままですが、このペースで増え続ければ中国人も追い抜く勢いで増えているように思います。

ただ、ここで大事なのは、どういった目的で日本に在留しているのかというところになります。
日本に中長期的に在留しようと思うと、国に許可を取らないといけません。
単純に日本に住みたいですというのは難しく、仕事のため、留学のため、経営のため、他国に身寄りがないためなどなど、日本が決めた枠に入らないと日本に住み続けることができないのです。
この枠によって、日本に滞在できる期間も違いますし、できる仕事や学校も変わってきます。

中国や韓国の人は、主に日本に昔から定住していたり、他国に身寄りがなかったりという、他に帰れる国がないという人が割合としてとても多くなっています。
両親が中国や韓国の人だけど、日本で生まれ育ってという人が多いですね。
何なら2世、3世と代を重ねている人も多いと思います。
このような人はルーツの国に帰るというのはなく、ずっと日本に住み続けることになりますね。

一方ベトナム人は、比べると割と最近日本によく来るようになってきており、また来ている人は働きに来ているか、留学生として来ているという方の割合が高いです。
働きに来ている人は主に出稼ぎが目的ですし、日本も基本的には長期間のビザを認めていないというのが現状になります。
留学生も、留学中にバイトして稼いだり、ちょっと就職してベトナムにお金を送るという目的の人が多いので、日本に定住したいという目的の人の割合は低めです。
基本的にはいつかベトナムに帰るということを念頭に置いている人が多い印象です。

なのでベトナム人は制度としても定住できない場合が多いですし、そもそも日本に定住しようという人は今のところ割合は少ないというのが僕の実感です。

さらに、出稼ぎの場合の平均賃金が関係省庁のHPに載っていたするのですが、最初の3年間は基本的に最低賃金と同じぐらい、4年目以降は月給18万円程度が平均額になっていました。
年収200万円ちょっとですね。
留学してから就職をした人でも最初の方は年収300万円程度となっております。

出稼ぎとしては、生活費をギリギリまで抑えると毎月5万円~10万円貯金できるため、ベトナムの今の月給平均の5万円ぐらい分ぐらい貯められるというので日本で働きたい人が多くいるという状態です。

ですが、この年収で仮に配偶者と子どもを養おうと考えるととても大変なことになる上、配偶者は日本の制度上、1週間に28時間しか働けないという縛りがあったりするので、日本で定住して生活していくということはとても大変なのが現状です。
であれば夫婦の一人が日本で稼いで、もう一人はベトナムで子育てをするという選択をする人が多くなってしまいます。

つまり、今莫大に増えているベトナム人は、そもそも短期的な滞在を目的としている人が多いうえ、給料は全体的に低い人がほとんどという現状ですので、数年後には今いる人たちはほとんどベトナムに帰ってしまう可能性が高いというのが結論になると思っています。

このうちの数パーセントが日本人と結婚したり、日本で良い仕事に恵まれたという人だけが残るという結果になりそうですので、日本が出稼ぎ目的の方にとって魅力的な国であり続けない限り多くの定着は難しいだろうなというのは、たくさんのベトナム人と触れ合ってきて感じた感想です。

このままだと数年後にはいなくなっているんじゃないかなと思っているというのが僕の意見でございます。
あとは日本が稼げる国になるか、在留者にとって好都合な制度ができない限りこの状況は変わらない気がしております。

というわけで今回はベトナム人は日本に定住するのかというテーマでお話しさせていただきました!
また明日も更新しますのでどうぞお楽しみにしていてください!

ではまた明日!