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飲食なんて二度としないと思ってたけど、なぜまた挑戦することになったのか。

みなさんこんにちは!
noteの投稿企画にちょっとハマってしまった激うまバインミーです!
今日もキャリアの分岐点という投稿企画に参加してみます!笑

というわけで今回は、飲食なんて二度としないと思ってたけど、なぜまた挑戦することになったのか。というテーマでお話させていただければと思います!

僕は飲食の仕事は二度としないと思って最初に就職した大手中華料理店の会社を辞めました。

理由は大変な仕事であることと、このまま働き続けても意味ないんじゃないかと思ってしまったからです。

みなさんも飲食店の仕事は大変であるという認識はあると思いますが、せっかくなのでいくつか例を挙げてみたいと思います。笑
まずは単純に長時間労働が常であるところですね。
お店の営業が11時~23時までだったので、10時~24時まではお店に拘束されるような毎日でした。
しかも毎日休憩時間も取れたり取れなかったり、終電に間に合うよう走って帰ったり、休みの日も週に1回あるかないかのような日々でした。

これらは想像つきやすいと思います。

もっと中身のお話をすると、1店舗に社員が僕一人しかいないお店ばかりにいたので、アルバイトが急に休んだりすると、休日でもお店に行かないといけなかったり、他のアルバイトの手配を行ったりしなければいけませんでした。
また、料理を作れるのも自分一人だけだったりしたお店もあって、自分で誰かアルバイトに仕事を教えないと抜けられないような環境にも置かれていました。。

お店がわりと大きかったので、たくさんのアルバイトを管理しながら営業しないといけませんでした。
この人の管理も結構大変でした。

とはいえ毎日やることはほぼ同じですし、自分で決められることはとても少ない環境でした。
これがこのまま働き続けても意味ないんじゃないかと思った理由ですね。

チェーン店でしたので、決まった料理、決まったオペレーション、決まったシステムを使って、決まった服を着るなど、ありとあらゆることは既に決まっていることを実行するだけでした。
しかも先輩を見ていると10年以上僕と同じ役職の店長を続けているような方が多かったので、きっとこのままどこかのお店で店長をするだけになるのかなという気がしておりました。
一通り仕事はできていましたし、誰かに頼ることなくお店の営業も回すことができていました。
なのでこれから先はこの作業を繰り返すだけなのかなという気がしてなりませんでした。
今思うともっとできることはあったなとは思いますが、、笑

とはいえ飲食の楽しさも感じていて、目の前でお客さんに喜んでいただけたり、美味しいものを作って人に食べてもらえるという楽しさもありました。
また、お店に来てくれた方に幸せの空間もご提供できているような気もしてやりがいはとても感じていました。

辞めた後は辛かったことはすっかり忘れてしまって、飲食も楽しかったところあったなという記憶だけがぼんやり残っておりました。

そう思ってしまったので、ちょっとまた飲食をバイトでもいいからやりたいなと思い始めていた時に、せっかくならキッチンカーで自分でやってみようという考えに至りました。
キッチンカーは安い軽自動車を買って、内装などを自分で作り、提供するメニューなどもすべて自分たちで作りました。
ゼロから自分で作り上げて、そしてなんとか出店先を見つけ営業しに行きました。

何もかも全て自分で作ったキッチンカーで、他にもたくさんキッチンカーが並んで販売している場所に乗り付けて、自分たちなりに営業の準備をしてお客様を待ちました。
そもそもお客様はうちをキッチンカーとして見てくれるのかすら心配しておりました。笑

そうした中で初めてのお客様がいらっしゃって、バインミーを一つご購入いただきました。
何度も頭の中でシミュレーションしていたことが全部飛んで、わたわたしながら接客し、バインミーを作ったことを思い出します。笑

最初に作ったバインミーをお渡しした手は震えていたと思います。

ですが、お客様はそのバインミーを美味しそうに食べて頂き、帰り際に美味しかったよと言っていただきました。
自分で頑張ってきたことが全て肯定されたような気がして、とても嬉しく感じたことを今でもはっきりと覚えております。

またここで、自分たちで考えた料理でお客様に目の前で喜んでいただけることや、自分なりにお店作りをし、それを見てご来店いただけるという嬉しさに気がつきました。
チェーン店ではできなかったことですね。

この経験によって飲食の楽しさを実感し、もっと頑張りたいという気持ちに火がついてしまうことになりました。

会社からやらされていた店長でも、それなりに楽しく働くことができた飲食で、さらに自分でやる楽しさはその何十倍もあるという魅力に取りつかれてしまったかもしれません。
そして店長の時に自分だったらこうするのになというモヤモヤを全て実現でき、同じ土俵で戦える可能性があることにも楽しさを感じております。

そんなわけで最初の会社を辞めた時には二度と飲食はしないと思っていたところから、また飲食をやりたいと思いはじめ、さらに火がついてしまったというお話でした。

これからもまだまだ頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします!

では!

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