みなさんこんにちは!
チェーが思ったより好評で喜んでいる激うまバインミーです!
もっと拡散してもらえるように頑張ろう!笑
というわけで今回は、飲食店で独立への逆算論②というテーマでお話させていただければと思います!
ちょっと大学の講義感出ててタイトルちょっと気に入っています。笑
昨日お話しした内容を簡単にまとめると、自分の欲しい給料から逆算して、お店の理想の売り上げや家賃などを考えるというお話をしてきました。
具体的な数字は、自分の給料を30万円にしたいなら、家賃10万円ぐらいのところで、1カ月の売り上げは100万円ぐらい欲しいというお話ですね。
これは一人で営業することを前提としてますので、アルバイトや、社員を増やそうとすると、その分売り上げももっと必要になってきます。
とはいえ元の理想の数字である、
売り上げ=原価30%+人件費30%+家賃10%+その他費用20%+利益10%
に当てはめて逆算すればどのぐらいの売り上げが必要かわかってきますので、活用していただければと思います。
今回深掘りしていきたいのは、どんな商品を販売していくかというお話です。
これはカレーなのか、ハンバーグなのかというお話ではなく、もっと大枠のお話になります。
まず先に考えたいのは販売場所です。
色んな考え方があるので今回は一例と思っていただければと思うのですが、自分で何か商品を持っていない場合は、販売場所から逆算していくのが成功しやすいのかなと思っています。
最初に考えたいのは、逆算して算出した家賃の予算内で借りることができる場所はどんなところなのかというところです。
というのも、その近くに住む人、通勤通学する人、観光する人など、どんな人がお店の近くに来てくれやすいかというのを把握できると、どんなお店が受け入れやすいのかというのが見えてきます。
観光地なら食べ歩きとか、住宅が多いならお持ち帰りとかちょっとした喫茶店とかになりますかね。
反対にやりたいことが決まっているなら、それを受け入れてもらいやすい場所でかつ家賃も理想通りのところを探していけばいいですね。
場所の見立てができたら、そこでようやく商品を考えていきます。
ここで大事になるのが、その商品が理想の売り上げを取ることができるのかというところです。
ポイントは大きく2つあります。
ひとつは商品が本当に求められているのかどうか、もうひとつは考えている人員で本当に業務が回るのかというところです。
一つ目は、100万円の売り上げがほしいと思っていた場合、毎月100万円分買ってもらえるのかというのを多角的に考えなければいけません。
価格、ボリューム、見栄え、味、近隣のお店、営業時間、季節、天気、曜日なども大きく影響しますし、細かいところで言うとお店の名前、外観や看板の文言、ぱっと見でわかりやすいか等ちょっとしたことでも影響したりします。
仮にハンバーグ屋さんをしたとして、周りに食べたいと思っている人がたくさんいたとしても、何となく入りづらいなとか、何屋さんかよくわからないなとかでも敬遠されてしまいます。
もう一つは、月に100万円の売り上げを25日営業で達成しようとすると1日4万円必要となりますが、それを想定している人員で本当に販売できるのかというのが大事なポイントになります。
業態によりますが、一般的な飲食店だとランチとディナーの時間に忙しい時間がやってきます。
この時間内に売り上げの大部分を売らないといけません。
仮に、1日4万円から逆算するとランチは大体2時間程度で1万円、ディナーは大体3時間程度で2万円、その他の時間で1万円の売り上げとします。
つまりランチは1時間当たり5000円、ディナーは1時間当たり6666円売らなければいけません。
商品がお客さん1人当たり1000円のものであれば、1時間に5人~7人のお客様に対応する必要があります。
大げさですが、1食に15分かかるなら1時間に4食しか作れないので、どんなに頑張っても理想の売り上げには到達できないというのを考えていただければというところです。
また、空き時間に1万円分売りつつ、仕込みができるのか、休憩時間は取れるのか、仕入れやその他事務作業もありますのでその対応は可能なのかというところも、想定している人員で時間内に回すことができるように考慮しておく必要がありますね。
つまり、これらすべてを考慮した商品づくりが必要があるんじゃないかというお話です。
このあたりが美味しいものを作れるだけじゃ難しいねというところになります。
というわけで今回も読んでいただきありがとうございました!
また明日も気が向いたら同じテーマで書いてみようかなと思います!
では!
